マンモグラフィ検査とは?
2023年02月13日
マンモグラフィ検査について
マンモグラフィ検査とは、胸部X線検査と同じようにX線を用いた乳房の検査のことです。
乳腺症や乳がんに伴う石灰化や腫瘤などの病変を診断するためにマンモグラフィ専用の装置で撮影します。
乳がんは早期発見、早期治療が最善の対策法です。早期乳がんの唯一のサインである微細な石灰化を写し出せるのが、マンモグラフィの良いところで、乳房を触っただけでは判らない小さな腫瘤も発見できます。近年、乳がんの罹患率、死亡率が上昇しており、早期発見・早期治療には定期健診が有効です。
40歳以上の女性は2年に1回は乳がん検診
40歳以上の女性は、気になる症状(乳房のしこり、違和感、痛み、乳頭からの分泌物)がなくても2年に1回は乳がん検診を受けることをお勧めします。また。40歳未満の女性でも、遺伝的に乳がんを発症しやすい体質の人は、発症リスクにもとづいた検診を受けることをお勧めします。また、症状がなくても、20歳を超えた女性は月1回程度、御自身で乳房を触っていただき、変化がないかを確認することをお勧めします。
日ごろのケアで早期発見
乳がんは自分で発見できる数少ないがんです。 早期発見のため月1回のセルフチェックを習慣づけましょう。
月経終了後4~5日後くらいに、閉経後の人は毎月、日を決めて行いましょう。
セルフチェックと並行して、必ず定期検診を受けましょう。